エコネクストネットの施工ポリシー

エコネクストネットの施工ポリシー

セルロースの良さ、生かせるかどうかは施工次第

「セルローズファイバーは沈下するので使えない」と言う声を聞きます。これはセルローズファイバーという素材の問題ではなく、経験不足・知識不足の安易な施工に問題があるのです。エコネクストネットはセルローズファイバーの弱点「経年沈下」を克服する施工技術を持っています。

経験と実績で選んでください

セルローズファイバーに限らず、吹き込み工法で施工が不十分であれば、経年沈下というものが発生します。その材料で、どのくらいの密度で施工すれば沈下を防ぐことができるのか、それには机上の計算だけでなく、経験と実績が大事なのです。チャフパック工法は、20年の実績と経験のもと完成した工法です。

その施工、密度は大丈夫?

(私たちの考え方では)壁の乾式セルロース吹き込みで将来にわたり沈下をなくすには65kg/m3 は密度が必要です。ここまで詰め込むということは、石膏ボードを貼るのもかなり大変です。そのため柱面より1〜2cm内側に施工用シートを張るなどの膨らみ対策が必要で、厚みが確保できなくなり手間も要します。

沈下テストおよび沈下による問題

安易な施工は断熱性能の低下だけでなく、家の寿命をも縮めます。

 ひとたび沈下が発生すると、断熱の欠損というだけでなく、沈下によって生じた隙間の中で空気の対流が発生し、壁内結露の原因ともなります。長期間にわたって結露が発生すれば、建物の寿命をちぢめることになります。

セルローズファイバーの欠点を克服したチャフパック工法

 チャフパック工法は天然に存在するものと同じ成分の接着剤を使い、繊維同士をスポンジ状に軽く固定します。これにより経年沈下の問題を克服しました。さらに施工には霧状の水を使用することで、従来の湿式工法のように固まっている部分とそうでない部分のムラがなく、より高い沈下防止効果を発揮します。

もう一度チェックしてください!

 近年、省エネルギー意識の高まりから建物の断熱が注目され、新旧さまざまな断熱工法、実績や十分な知識のある断熱業者、ない業者が入り乱れている状態です。結果、安易な施工により設計上の性能が確保できない事例も多く聞こえてきています。どんな断熱材を使うにせよ、その工法で確実な施工ができるのか、ぜひチェックを。

断熱工事の不備で今後は訴訟問題に発展することも…。

 施工に問題があるかどうか、調査をすればすぐにわかってしまいます。その家の断熱性能、どのくらい燃料が必要なのかは、設計上の数値を計算することができます。もし実際の建物が、この数値と大きくかけ離れていたら、それは施工に問題がある可能性が。 将来的には住宅の断熱も法制化され、性能の保証が義務となります。これを施工の不備などで満たさない場合、設計者や施工した工務店が改修費用の負担や、光熱費の補償をしなければならない事態になります。