チャフパック工法の概要

セルローズファイバー ダンパックの性能を最大限引き出すことが出来る、LCA(ライフサイクルアセスメント)を追求した断熱工法。チャフパック工法

チャフパックはエコネクストネット独自の特許取得工法です

セルローズファイバーチャフパック工法は、寒冷地北海道での建築設計監理業務27年間の経験に裏付けされた知識と、同時17年間のセルローズファイバーダンパック施工実績をもとに生まれた工法です。セルローズファイバーの性能を最大限引き出し、理想的な住環境づくりに貢献します。

チャフパックはセルローズファイバーを少量の水で施工する湿式工法です

チャフパック施工中写真 ネット張り

チャフパックは、ダンパックに植物系天然接着剤とホタテ貝殻セラミックスを製造時にまんべんなく混入させた製品です。

チャフパックは、密度約50kg/m3±10%で壁内部に吹き込むと同時に、水を噴霧させることによって経時沈下を防止する、簡単で安心な工法です。

壁・勾配天井チャフパック工法
※ 施工方法は、柱、間柱等、壁の室内側にチャフパック工法専用シートを貼り、そこに一定間隔で切れ目を入れ、専用ノズルでチャフパック吹き込みと同時に水を噴霧させ、密度を確認しながら施工します。
※ チャフパック工法専用シートは吹き込み空気の抜ける穴を極力小さくし、施工時の粉塵発生を少なくするために開発した、安全無害なオレフィン樹脂の不織布です。
フラット天井チャフパック工法
密度 約25kg/m3±10%でフラット天井に吹き込みする際に、少量の水を同時に噴霧することにより、乾燥後は強い風の吹き込み等による飛散が抑えられます。

チャフパックは空気をたくさん含んだ木材です

元来木材には接着成分が含まれています。木材チップから紙を製造するとき、その成分は取り除かれます。チャフパックは古紙を解織して製造する際に、木材本来の接着成分に近い天然植物系接着剤を混入させておりますので、水と空気と同時に壁体内部に施工されたものは、空気をたくさん含んだ木の状態に近い組成となります。

チャフパックはホタテ貝殻セラミックスの機能を持っています

チャフパックはホタテ貝殻塗料”チャフウォール”と同じ成分が含まれておりますので、除菌・消臭・ホルムアルデヒド、VOC(揮発性有機化学物質)の触媒分解機能をもっています。

チャフパックは資源の有効活用に貢献します

チャフパック 製品画像 パッケージ

チャフパックに含まれている古紙はもちろん、ホタテ貝殻もリサイクル品なのです。また、チャフパック工法は50kg/m3で施工し、経時沈下を天然接着剤の力で防止しますので、施工密度を高くし沈下防止する乾式工法(密度60kg/m3以上)より、約20%も資源の有効利用ができます。(当社工法比較)
※セルローズファイバーの断熱性能は密度ではなく厚さに比例します。

チャフパックはリユース・リサイクルが容易にできます

空気をたくさん含んだ木の状態に近い組成は、全体にまんべんなく混ぜられた少量の接着剤がセルローズ繊維の絡みを補強する程度の接着力ですので、容易に解織でき、有効にリユース・リサイクルすることができます。

◎断熱性能及び特性はダンパックに准じます

セルローズファイバー断熱チャフパック工法ほか商品に関するお問い合わせは0138-51-1166までお電話ください